加島先生のプロフィールと研修内容
氏名:加島 守(カシマ マモル)
昭和31年、東京都練馬区生まれ
高齢者生活福祉研究所 所長
E-mail:mk1104@mwa.biglobe.ne.jp
個人への対応:不可
施設への対応:可
活動拠点:東京都
活動範囲:東京及び関東近郊
医療介護関連資格:理学療法士(昭和62年取得)、医療ソーシャルワーカー、介護支援専門員
福祉用具プランナー
所属団体
①一般財団法人 保健福祉広報協会 評議員
②㈱はいせつ総合研究所 排泄用具の情報館むつき庵 顧問
★実績:
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特養2法人3施設に対して福祉用具を用いたアドバイザー、
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全国にて福祉用具・生活環境に関する講座・セミナー講師
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大学非常勤講師
★会員へのメッセージ
施設における「寄り添いケア」は福祉用具等を使用することで実践できると思っています。40年前に特養に勤務していましたが、当時と今の違いは衛生面と栄養面に関しては変化し効果がみられていますが、移動や移乗、特に車椅子やリフトに関しては、ほぼ進歩していません。
やはり学校や養成カリキュラムが更新されていないという教育面の問題なのでしょう。
でも、このフォーラムで新しい教育を再び受けていただき、これからの新しいケアを実践することにより、「拘縮ゼロ」さらに「利用者が生活を楽しむ」という世の中になればと思います。
★当フォーラムで実施する研修内容
●総論
1.「ケアが作る拘縮」
対象:どなたでも
内容:祖母や祖父及び4人の父母を介護した患者家族の立場、特養勤務していたときと現在アドバイザーをしている時の違い。
●課題共有型
1.「エンディングを踏まえた介助」
対象:どなたでも
内容:ケアの定義とケアは利用者に対して何を目的としているかを再度検討したい。
2.「福祉用具を使用する介護を目指すには」
対象:主に施設職員
内容:「2:6:2(3:4:3)誰がリーダーになるか?
3.「施設にて福祉用具導入時の注意点」
対象:主に施設職員
内容:初期費用だけではないこと、福祉用具を使用したケアを継続するためには。
●課題解決型
1.「特殊寝台は何のための寝台か」
対象:どなたでも
内容:起き上がりの自立、介護負担軽減だけ?
2.「車椅子の種類と身体機能」
対象:どなたでも
内容:自走式と介助式、ティルトリクライニング式等利用者に合わせているか?
3.「ポジショニングにおける基本」
対象:どなたでも
内容:褥瘡のリスクに合わせたポジショニング
4.「ポジショニングでの対応の仕方」
対象:どなたでも
内容:利用者に合わせたポジショニングピローのあて方と認知症の場合
★講師個人のフォーラムでやる研修内容
1.「車椅子シーティング時の評価」
対象:どなたでも
内容:標準形車椅子でどこまで適応可能か?
2.「身体機能と移乗方法の関係」
対象:どなたでも
内容:全介助という概念は正しいのか?
身体機能と用具に合わせた移乗方法がこれからの移乗方法。
3.「立ち上がりの動作分析と立位介助」
対象:どなたでも
内容: 自然な立ち上がりから立ち上がり介助の方法を知ろう。
4.「ベッド上での姿勢変換の方法」
対象:どなたでも
内容:。
5.「ポジショニング」
対象:どなたでも
内容:身体状況とピローのあて方
6.「理学療法士から見た住環境整備」
対象:どなたでも
内容:福祉用具や住宅改修を行う目的、機能や工事のノウハウでなく、目的は?ニーズは?
7.「福祉用具サービス計画書の意味」
対象:福祉用具専門相談員、ケアマネジャー、理学療法士、作業療法士等
内容:福祉用具サービス計画書(基本情報・選定提案・利用計画これら3枚)の位置づけとモニタリングの目的
8.その他・・・お楽しみに
★自己紹介
1980年 大学卒業後医療ソーシャルワーカーとして勤務
1983年 昼間特別養護老人ホームに勤め、理学療法士養成校夜間部に入学1987年 越谷市立病院リハビリテーション科勤務、理学療法士資格取得、
1990年 田中整形外科理学療法室勤務
1993年 財団法人武蔵野市福祉公社、武蔵野市立高齢者総合センター補助器具センター勤務し、武蔵野市の外郭団体として「高齢者日常生活用具給付事業」「住宅改造事業」を受託し、在宅高齢者の福祉用具と住宅改造相談業務を行っていた
2004年 医療法人社団福寿会介護老人保健施設しらさぎ勤務
2004年10月 高齢者生活福祉研究所設立 所長
●現在では、特別養護老人ホーム2法人3施設にて福祉用具を使用したケアの相談業務や、福祉用具関係の講演を行っている
●平成20年から父を介護、平成25年には義理の父を介護したのち義理の母を介護、平成27年母を介護。
●自分が58歳(平成26年)の時、脊柱管狭窄症にて歩行困難になり車椅子生活を始める。リリカやトラマドール処方されるも副作用ばかりで効果なく、緩和ケア医から医療用麻薬(モルヒネ)を処方され、疼痛除去でき、徐々に減量、平成30年10月からはモルヒネは服用していない。もともとある第5腰椎分離症や姿勢性の腰痛は出現するが、脊柱管狭窄症による疼痛は現在全くない。
●委員会等
財団法人保健福祉広報協会評議員
新潟医療福祉大学非常勤講師
厚生労働省委託事業「介護ロボットのニーズ・シーズ連携協調協議会全国設置・運営業務」プロジェクトコーディネーター
●共著書
ケアマネジメントのための福祉用具アセスメントマニュアル(中央法規出版)
事例でみる住宅改修の実際(中央法規出版)
生活に合わせたバリアフリー住宅Q&A(ミネルバ書房)
最良の介護用品137(毎日新聞社)
福祉用具支援論(テクノエイド協会)
ガイドラインにそった福祉用具の選択・活用法(東京都高齢者研究・福祉振興財団)
福祉用具専門相談員研修用テキスト(中央法規出版)
福祉用具の選び方・使い方「入浴補助用具編・歩行補助用具編・車いす、電動車いす編」(財団法人保健福祉広報協会)
明解!福祉用具サービス計画の手引き(筒井書房)
その他多数
●著書
住宅改修アセスメントのすべて(三和書籍)
在宅介護ですぐに役立つ福祉用具の基礎知識(シルバー産業新聞社)
●連載
シルバー産業新聞
農業共済新聞