西日本福祉機器展 一般社団法人こうしゅくゼロ推進協議会 セミナー
日時:2019/11/16(土曜日) 13:00-16:00
場所:西日本総合展示場 特設会場
参加人数:200名、参加費:1000円/人(当日現金のみ)
申込方法:
メールにて受付 info@conzero.org 氏名・所属団体名を記載して下さい。
Facebookからの申し込み 参加予定ボタンを押してください。 https://www.facebook.com/events/1305450332968788/
主催/問い合わせ先:一般社団法人こうしゅくゼロ推進協議会 石橋弘人 直通090-1349-0825
●テーマ
拘縮は日本だけ?ノーリフティングケアの効果と事例紹介
●プログラム
13:00-13:20 講演内容「拘縮は日本だけ? 過緊張ケアが拘縮を作る!?」
演者:一社)こうしゅくゼロ推進協議会 副代表 石橋弘人
―事例紹介―
13:20-13:45 演題「リフトと車いすの活用による拘縮の改善事例紹介」
演者:有料老人ホーム かわそえ 施設長
本村裕子(介護福祉士、SAGAあたりまえケアネットワーク会員)
13:45-14:10 演題「4年間事故ゼロ、ノーリフティングケアのケアの取り組みについて」
演者:社会福祉法人 大翔会 Greenガーデン富士見が丘 施設長代行
田崎真一(介護福祉士、ノーリフトケアコーディネーター 大分ほっとケアネットワーク副代表)
14:10-14:50 演題「ノーリフティングケアを活用した人づくりと外部サポートの方法と意義について」
演者:NPO法人リハケアリングネットワーク 代表理事 香川寛(作業療法士)
社会福祉法人 三篠会 特別養護老人ホームあすらや荘 副主任 田丸亜紀(介護福祉士)
10分休憩
15:00-15:40 演題「特養における看取りのあり方とノーリフティングケアの事例紹介」
演者:社会福祉法人 援助会 聖ヨゼフの園
真鍋哲子(主任看護師)
天野慎也(介護福祉士、フロアリーダー)
15:40-16:00 演題「障害児(者)の自立と自律支援の考え方と事例紹介」
一社)こうしゅくゼロ推進協議会 代表理事 松尾清美
●背景とセミナー内容
2025年問題。医療介護職の人材不足は30万人とも50万人ともいわれているが、現場では、人力による抱え上げケアによる腰痛問題もあり、また、収入不足、人間関係の悪化など満足感の得られない業務内容もあり離職率は17%と高止まり状態であり、人手不足はさらに加速しそうな勢いである。
解決策として、海外人材の開拓もあるが腰痛という病気になることを解決しておかなければならない。
何故なら、海外では抱え上げケアは原則禁止であるからだ。
これに対して、日本では、高知県では特養の約9割が人力による抱え上げ介護をしない「ノーリフティングケア」に取り組み、腰痛だけでなく、32%の施設で拘縮が改善し、離職率の改善などにも素晴らしい結果が生まれている。九州においても昨年から大分県が本格的に取り組み、佐賀県では労働局の支援もあり、ノーリフティングケアの施設が増え良い結果が生まれている。
よって、このセミナーでは各県から実際にノーリフティングケアに取り組み、効果を上げている施設の取り組み内容を紹介してもらい、一つでも多くの施設がこれに取り組むきっかけを作り、2025年問題への打開策を共有する場としたい。
●セミナー協力団体:
NPO福祉用具ネット、一社)ナチュラルハートフルケアネットワーク福岡、SAGAあたりまえケアネットワーク、大分ほっとケアネットワーク、一社)全国福祉用具専門相談員協会、一社)日本福祉用具供給協会、JASPA介護リフト普及協会